今回のはり師、きゅう師国家資格の結果です。
はり師 受験者数 4622名 合格者2667名 合格率57.7%
きゅう師 受験者数 4555名 合格者2845名 合格率62.5%
ちょっと前まで合格率は70%台でした。 近年、鍼灸資格保有者の人数があまりにも増えすぎたせいか試験問題が難しくなったようで60%台となり合格率が低下していましたが、今回とうとうはり師が50%台へ…。 かなり厳しいですね。
これから資格を取ろうとする方は気合を入れて勉強しないといけないのかもしれません。 とはいえ、試験問題は応用を試すようなものは殆ど無いので、出された問題に関する知識を持っているか、いないかだけです。 受かるためには理解と暗記をしまくる必要があって、難しい問題というのは答えが微妙だったり、こんな事聞いてどうするの?というような細かな所を出してきたり…な感じです。
鍼灸資格試験の場合は西洋医学と東洋医学の両方を覚えて、切り替えながら考えないといけない問題も出ているので頭が柔軟でないとかなりややこしいです。 そういった面では考え方が一定で良い西洋医の資格の方が取りやすいのかもしれません。
因みに、同年の医師合格率は90.1%、歯科医師合格率は64.5%。 さて、このまま鍼灸師より医師のほうがなりやすい時代になるのでしょうか(笑)
もし鍼灸師の仕事に興味のある方がいれは問題を解いてみては如何でしょうか?
こっちは医師資格試験。今年のはまだ見つからなかったので去年のものです。
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-01.html
確かにどっちも難しいですが、真面目に頑張れば受かることができないほどの内容ではなさそうです。医師資格をとろうとして一番大きな障害になりそうなのは受験資格を得るためにかかる時間とお金がとても大きいことかもしれませんねw